オープニング以外について

このサイトはオープニングについての内容ですが、「オープニングばかりに時間をかけ過ぎない」ということも大事です。

オープニング以外で主だったものに、Tactics, Strategy, Endgame があります。
上達するためには、それぞれについて学ぶ必要があります。

ここでは、Tactics, Strategy, Endgame に関すること、参考書 等を紹介します。


Tactics タクティクス(戦術)
フォークやピン、ディスカバードアタック などの、短期的な攻撃の技術。

本やサイトでチェスのルール、基本的な内容を学んだら、Tactics を学びましょう。
始めのころは基本的な Tactics の見過ごしにより負けてしまうことが非常に多いので、基本的な Tactics を学ぶことがまず大事です。

「チェスの第1歩 (初心者専用トレーニングノート)」および続刊の「チェスの第2歩」で基本的な Tactics を学びましょう。

その後、より多くの Tactics パターンを学ぶ 「3手読んで勝つ戦術」 「チェス 魔法の戦術」、チェックメイトパターンを学ぶ「チェックメイトの技法」を読むといいでしょう。

さらにその後は問題集に進まれたらいいでしょう。

英語サイトですが Chess Tactics Server  では Tactics 問題を解くことができます。登録・始め方


Strategy ストラテジー(戦略)

戦略はすぐに駒得やメイトにつながるわけではなく、有利となる状況を作っていくことや、狙いを定め、その狙いを達成するために計画を立てることです。

R1400 ぐらいまでは基礎的な Tactics や Endgame を学ぶことを優先させた方がいいですが、R1400 を過ぎたら Strategy を学んでいきましょう。

下記リンク先は、Chess960 という駒の初配置が異なる変則チェスと、戦略を中心と
したサイトです。これから戦略について学んでいきたいという時にご参考にしてください。 http://chess960strategy.blogspot.jp/

Strategy に限った内容ではありませんが、各ゲームについて一手一手 解説がある Logical Chess Move by Move(洋書)は大変勉強になります。「チェスの第3歩 中級者へのステップ(1)」の和書では、Logical Chess Move by Move の抄訳(ゲーム数 16)があります。


Endgame エンドゲーム(終盤)
盤上に残されている駒が少なくなった段階を Endgame(または Ending)と言います。

Endgame は中盤(Middlegame) と異なる特徴があり、状況に応じた戦略が必要となります。ポーンは特に重要な役割を持つようになり、ポーンを昇格させることが中心となる場合がよくあります。

中盤まではチェックメイトされないよう守られていたキングが、Endgame では積極的に活躍するようになります。


Endgame の知識がないと、勝てるゲームが引き分けや負けになったり、引き分けにできるゲームが負けになってしまう可能性があります。そうならないために Endgame を学びましょう。

終盤の状況でいかに勝ちに持っていくか、劣勢であってもいかにドローへするかなど、学んだ知識がゲームで役立つとうれしいです。駒数が少なくなっても Endgame は結構難しく、奥が深いです。


始めは
Q + K vs K
R + K vs K
で優勢側はどのようにしてチェックメイトするか

P + K vs K( 基本として重要 ) 
で勝つ方法、ドローになる場合

を知っているだけでも勝敗が大きく変わってくると思います。 P + K vs K の知識がない人が意外と多いです。
( K キング Q クイーン R ルーク P ポーン)


終盤では通常
駒の損得で優位ならば、ピース( Q, R, N, B )を交換し、ポーンの交換をさける。
駒の損得で劣位ならば、ポーンを交換し、ピースを交換をさける。

と言われます。優位ならば相手の戦力を減少させ、劣位ならば戦力減少を避けるということです。

ちなみに A Guide To Chess Improvement の本では
駒の損得が優位で、他の要素が同等ならば、公平または有利となるピース交換をする。ただし、必ずしもポーン交換をしないわけではない。

となってます。


Endgame の入門書としては PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE(洋書)がオススメです。和書では「チェス終盤の基礎知識」が良書です。


ここで紹介した本はごく一部ですが、上達するにつれ、より上級な内容の本へ進まれたらよいでしょう。簡単なものから段階を踏んで学んでいくのがいいと思います。

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